当園では、暮らしの中に木を取り入れ、
こどもの心を豊かにする「木育」をめざしています。
新しい園舎では、0〜1歳児向けと2〜5歳児向けの木育ルームの内装デザインに、
『東京おもちゃ美術館』様に監修に入っていただきました。
導入している「木のおもちゃ」も想像力をかきたて、脳の働きをよくするグッドトイばかりです。
近年、「幼児教育」という言葉が浸透してきましたが、
この言葉は「学校教育」とは違います。
必ずしも幼児の頃から小学校レベルの勉強をさせればいいというわけではなく、
まずこどもたちの情緒の安定がなければ、教育は決して成り立ちません。
当園の木育ルームが、最高の情緒の安定の場となり、
木のおもちゃは最高の幼児教育に当たると私は考えています。
「食育」が“体の栄養”であるならば、「木育」は“心の栄養”です。
こどもたち、職員、そして保護者の皆様が、ともに楽しみながら、想いを共有する。
当園の今後の木育への取り組みに、ますますのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
めぐみこども園・園長 中戸 華惠